趣味のカメラを仕事に。自分らしい働き方・生き方を模索するエリアマネージャーの話。
●今の栗原さんのお仕事の内容を教えてください。
ニューボーンフォトグラファーと今はエリアマネージャーとして関東で動いています。新人の育成と銀座のスタジオでアカデミー講師をしています。
●フォトグラファーを職業にしようと思ったきっかけを教えてください。
カメラが好きで趣味で扱っていたので、フリーのフォトグラファーを目指していたんですけど、これから結婚・妊娠・出産とか人生のステージが変わって40代50代になった時、本当に一人でカメラの仕事が続けられるかなぁと心配になってなかなか前の職場を辞めきれずにいました。そんな中でチームで働くニューボーンフォトの会社、こちらを見つけて社員として入社する事を決めました。
●スリーピングのチームで働いてみた感想を教えてください。
私の今までの職場って男性が多かったので、あまり小さなお子様がいらっしゃる女性っていなかったんですよ。ここはお母さんフォトグラファーが中心で、子供や家庭を抱えながら働く女性の大変さを私は一番に感じました。子供が熱を出したら皆にごめんなさいってフォローを探さなきゃならなかったり。また何か一つを決めるのにしても一度旦那様に相談しなきゃならなかったり。皆いつも両手一杯に大荷物抱えて働いていらっしゃるので、とにかくお母さん達すごいなって言うのを感じました。
●チームで働いて良かったなと思う事を教えてください。
最初はフリーのフォトグラファーを目指していたので、自分がこんな素敵な写真を撮れたら感動するだろうなとか、お客様に喜んでもらえたら嬉しいだろうなとかそう言う感動は想像していたんですけど、チームで働くとより大きな事が出来てより感動も大きくなったと思います。
例えばちょっとミスをして凹んでいた人がもう一度頑張ろうと頑張れた時の感動だったり、新人さんが一人で写真を撮れるようになった時の感動だったり、皆で助け合う事の感動ってきっと一人だったらなかったと思うんですね。なのでそういった感動の大きさや幅が広がった事がチームに入って一番良かったなと感じている事です。
●仕事をしていて大変だなと思う事はありますか?
現在、育成に大きく関わっていて同じ言葉で伝えても十人十色で取り方違ったりとか、皆女性なのでちょっと言葉尻に傷ついたりとか。心が繊細な方も多いのでそう言ったところで伝え方を工夫しないとなとか、皆の心の小さな動きに気付かないとなって言うのが大変と言うか大切にしているところです。
●数年後、どんな自分になっていたいですか?
大きなビジョンがありまして、女性っていつもキャリアか育児出産含む家庭か自分のやりがいややりたい事、どれか1つか2つを皆さん諦めている気がするんですよ。私はこの3つを両立出来ている人とあまり出会った事がないんです。私はこの関東チームでこの3つを両立させた輝ける女性を生み出す事が目標です。
まだ足りない部分もたくさんあって皆さんにたまに家庭を犠牲にさせてしまったりとか、思うように案件を采配出来なかったりあるんですけど、数年後必ずそう言ったチームを作ってそこのマネージャーになっている事が大きな目標です。
●ニューボーンフォトを仕事にしようか迷っている方に向けて一言お願いします。
何かを迷っている時って誰かに言われて辞めるでも誰かに言われて始めるでもなくって、ご自身が悩んでいるんだったら一回飛び込んでみたらいいと思います、カメラの世界に、ニューボーンフォトの世界に。そこで実際に触れて肌で感じてその人にとって向いている仕事なのかもしれないし、また別の仕事があるかもしれないし。
実際に感じてみないと分からないと思うので、まずは飛び込んでみてほしいなと思います。