専業主婦の私がニューボーンフォトグラファーになるまで②〜受講〜

ニューボーンフォトとは

《子育てしながら撮影の仕事を!》と書かれているそのWEBサイトには、本当に?!あ、怪しい、、、と思ってしまうほど(笑)、理想的な働き方をされているお母さんたちが紹介されていました。

“母として、そしてプロのフォトグラファーとして。両方を両立させるため、チームという形をとり、みんなで助け、補い合いながら働く”というその環境は、私にとって正に理想の環境でした。

ニューボーンフォトは、その名の通り新生児の神秘的な可愛い姿を撮影させていただくお仕事。
その時私は、自分の出産や子育て経験が活かせるお仕事でもあるのではないか、とも思いました。
出産や子育て真っ只中の経験こそが、新生児のお世話の事や産後のお母さんの気持ちに、より寄り添える部分があるはず、と思ったからです。

専業主婦の私に、一体何が出来るだろうと思っていた答えに結びつくように。
きっと私の経験が強みになってくれるはず、と。

とはいえ、”子育て経験があること”と、”新生児の写真が撮れること”は、全く別問題。
安全に撮影するための方法や新生児の知識など、しっかりと一から学ぶため、チームに加入することを前提に、アカデミーの受講を決意しました。

まずは保育園探しから始まりました。
上の子は幼稚園にすでに入園していましたので、下の子は、最初は保育園での一時保育を利用しようとしましたが、定員の関係でなかなか定期的に入れる事は難しく断念。
自分が納得できる保育園を探しに探し、検討した結果、近くの認可外保育園に週3回通わせることにしました。

泣き叫んだ慣らし保育期間も終わり、いよいよアカデミー受講の日。
私が受講したときは、私を含め3名の受講生がおりましたが、中には新幹線で乗り継いで来られた方も。

アカデミーでは初級、中級、上級と分かれていますが、中級、上級コースでは、先輩フォトグラファーたちも一緒に学んでいました。

チーム入りをしたフォトグラファーは、何度でもアカデミーを再受講して良いのが魅力の一つ。
技術の向上や、より良い撮影方法を学ぶため、切磋琢磨する先輩たちの姿は、輝かしく、頼もしくも見えたのを覚えています。

アカデミーで一通り学ぶと、今度は産院での撮影に同行させてもらえます。
行ける日を伝えておくと、お母様の出産状況に合わせて日程調整をしてくれます。

私は上級を受けたその日のうちに、近くの産院で初回の同行をさせてもらうことができました。
初回は見学のみですが、2回目からは実際に新生児の巻きの姿を経験させて貰えます。

頭では理解していても、実際やってみるのとでは大違いなことばかり。案の定、緊張してうまく出来ないわけですが、そこはすかさず先輩がフォロー。
安心して取り組むことが出来ました。

そして同行も終わり、アカデミーを卒業。
いよいよチームへと加入し、まずは研修生としてスリーピングニューボーンフォトグラファーの一歩が始まります。

③へつづく。

スリーピングニューボーンフォトアカデミー

ニューボーン(新生児)専門のフォトグラファーとして活躍できるアカデミー。写真の技術だけでなく、産後のママとのコミュニケーションの取り方など現場でしか学べないスキルが身に付きます。

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