専業主婦の私がニューボーンフォトグラファーになるまで③〜独り立ち〜

チームに加入してからは、先輩の同行をさせてもらいながら、撮影技術やトークを学びます。
もちろん、撮影後の編集や納品の仕方なども、丁寧に一つ一つ教えてもらいます。

フォトグラファーは、撮影がメインのお仕事ではありますが、ご家族の方に、より喜んでいただくためには、撮影技術だけでなく、接遇面やコミュニケーションも重要になってきます。

更に言うと、ご家族の方だけでなく、産院のスタッフの方々にも満足して、喜んでいただく。
その為には、色んな視点で物事を考え、どう行動にうつしているのか。どんなお声がけをして、どんなあやし方をして、どう撮影しているのか。表情は?声のトーンは?
そういったことは、実際に同行し、肌で感じないと分からない部分です。

一つ一つ疑問をクリアにしながら、実践、改善を繰り返すことで、少しずつ不安が自信へと変わっていき、独り立ちとなります。

赤ちゃんをあやしながら、ご家族との会話も楽しみながら、撮影にも集中する。
いろいろなことに目を配り、気を配りながらの撮影は、本当に神経を使います。
それでも赤ちゃんの姿に癒され、喜んでいただけているご家族の姿に、また励まされ、突き動かされて、今があります。 


独り立ちをしても不安はあるし、落ち込むこともたくさんあります。だけど、仲間がいるというのが私たちの強み。

スタッフ同士、困ったことがあったときには、こんな時どうしています?とすぐに相談。良い方法があれば共有し、試行錯誤しながら改善を繰り返す。
そんな風に、相談しながら、助け合いながら、共に成長しあえる仲間に、本当に感謝しております。


余談ではありますが、社長を含む新年会ランチを関西チームで行った日のこと。
雨はぱらつき程度なものの、強風が吹き荒れ、この日に限って暴風警報が。
娘の幼稚園が臨時休園となってしまった為、あえなく断念しようと連絡したところ、「娘さんも連れておいでよ」と社長の鶴の一声が!(嬉)

さすがにヨレヨレのTシャツで行けるようなところではなかったので、急いで着替えさせ(笑)、
おかげで娘も一緒に美味しいものをいただきながら、参加することが出来ました。

フォトグラファーは、普段は1人で行動するのがほとんどですので、会社の方々や仲間と、実際に会って話せるのは貴重な機会でもあります。
皆さんと会えて嬉しかったのもありますが、この事業に対する皆さんの想いや熱意を聞くことは、文字で見るのと実際に会ってお話しを聞くのとでは、胸に入ってくる温度が全然違ってきますので、本当に参加できて良かったです。

今回の件でもそうですが、子供が風邪をひいたときも、変わりに行けますよ!と、お互い様の精神で、柔軟に対応し合える仕組みがあるという事は、なかなか簡単な事では無いと思います。
だからこそ、より一層、ここで働けてよかったと思いますし、恩返しし続けたいなと思っています。

母として、フォトグラファーとして、1人の人間として。成長しつつけながら会社に貢献し、社会に還元できること、お仕事させて貰えることが、当たり前のようで当たり前では無いという、この事にとても感謝しています。

私と同じように、働くことに悩んでいる方がいたら、ぜひとも生の声を聞きに、扉を開いてみてください。この先の家族の未来の選択肢に、柔軟に対応できる働き方を、一緒に見つけていけたらと思います。きっと、いろんな可能性がここには秘めていると思いますよ^^

スリーピングニューボーンフォトアカデミー

ニューボーン(新生児)専門のフォトグラファーとして活躍できるアカデミー。写真の技術だけでなく、産後のママとのコミュニケーションの取り方など現場でしか学べないスキルが身に付きます。

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