看護師だった私がフォトグラファーの世界へ②
今回は独り立ち後の生活と今の気持ちについてお話させて頂きます。
独り立ちをして3ヶ月目の今、日々赤ちゃんに癒されながら仕事をしています。
実際の現場では、一人一人のお母様の悩みに合わせた声かけを行うことや、赤ちゃんのあやし方などまだまだ学ぶべきことはたくさんあります。
お母様と赤ちゃんに負担をかけないよう、できる限り時間をかけずに撮影することが重要になってきます。
産後はホルモンバランスの乱れがある事をしっかりと理解しながらお母様と会話することも大切になってきます。
ある撮影で「産後疲れていたのでお話できて楽しかったです。病室にいたら赤ちゃんと2人だけだし。」と話してくださったお母様がいました。私はその時自分の経験を踏まえながらお母様と会話をすることができました。
私も自分の産後を振り返ると何もないのにイライラしたり悲しくなったりとホルモンバランスの乱れを感じた事がありました。このお仕事は、同じ女性だからこそ、同じママだからこそ共感できることがたくさんあるかと思います。
自分の経験を踏まえてお母様と関わることができるお仕事だと感じています。
産後の閉鎖的な空間でお母様の思いに共感し少しでも笑顔になって頂けるととても嬉しいです。そして、お写真を通してもお母様に喜びをお届けしていきたいです。
看護師からフォトグラファーへ転身した今の率直な気持ちは、最初はフォトグラファーの世界に足を踏み入れることに不安はありましたが、今では勇気を出して1歩踏み出して良かったと感じています。
約10年間同じ病院に勤務し看護師として働いていた私にとって辞めるのもすごく勇気がいる決断でした。人生1度きりなのでやりたいことに挑戦してみようと思いこの世界に足を踏み出しました。そして今はとても世界が広がっています。この数ヶ月で学ばさせて頂いたこともたくさんあります。後悔はしておりません。
以前のように終日仕事ではなく、午後から産院へ行き撮影するスタイルなので、朝バタバタすることがなくなり子供達とも余裕を持って朝の時間を過ごすことができていることが一番のメリットのように感じております。
また、ママフォトグラファーがとても多くいますので、子供が体調不良の時にも代わりに撮影を依頼できる体制が整っています。ですので小さいお子様がいる方でも安心して仕事を続けることができます。
このお仕事をしていると、お母様との関わりが楽しいのはもちろんですが、赤ちゃんの笑顔のショットを撮影できた時はすごく嬉しい気持ちになります。カメラのモニターを通してお母様に赤ちゃんの笑顔のお写真をみて頂くと、とても喜んで頂けます。赤ちゃんが大好きな私にとって、赤ちゃんの笑顔はとても癒されます。
新生児が生理的微笑を見せてくれることは決して多くはないですが、その瞬間をおさめることができた時は私もすごく嬉しいです。
この仕事は、お母様自身そしてカメラマンにとっても幸せな時間を共有できるとてもやりがいのある仕事だと感じております。
ニューボーンフォトは赤ちゃんが産まれた生後数日しかとれない本当に貴重な撮影です。まだまだ知れ渡っていない文化ではありますが、私はニューボーンフォトを知らないお母様にもニューボーンフォトの素晴らしさをお伝えすることが使命だと感じております。私が撮影したお写真が、将来の宝物になる事を願っております。
将来お子様とお写真を見返す時間が家族の絆を深め、かけがえのない宝物になれば幸いです。
まだまだ未熟者ですのでこれから経験を積んでいき、プロとして誇りをもって日々楽しみながら仕事ができるよう精進して参ります。
これからも私はニューボーンフォトを撮影し続けます。
最後になりましたが、私と同じように小さい子供を抱えながらフルタイム勤務に不安を抱えている皆様、是非とも一度お話だけでも聞いてみてください!
カメラが大好きで赤ちゃんが大好きな方であればきっと楽しくお仕事できると思います!
今の環境を変えることや新しい環境に足を踏み入れることは容易ではないですが、勇気を出したその先には自分の知らない新たな世界が広がっています!
少しでもご興味ある方は、是非一度ご相談ください!